就職活動をスタートするにあたって、必ず話題に
なるのが「資格」。
あったほうがいいのか、無くても採用には
関係ないのか…就活生の間で必ず意見が交わされます。
就職活動が始まるからと言っても、資格はそう
簡単にとれるものでもありません。
一般的には、無いよりもあったほうが良いような
気がする資格ですが、本当のところはどうなのでしょうか?
今回は、2つのケースについてリサーチして
みましたので、参考にされてくださいね。
就職活動を始める大学生ですが、資格なしでも大丈夫?
就職活動をこれから開始する大学生が、現段階で
資格を何も持たない場合、焦ってもしかたありません。
「就職活動に有利になるから」と慌てて簡単に取れる
資格を取っても、採用に影響されないことがほとんどです。
就職活動を開始する時に何も資格が無い場合は
「就職活動のために資格をとろう」と思わずに
就職そのものを勝ち取るために、他でアピール
するより他はありません。
就職活動は、筆記試験やエントリーシート
面接と対策を練っておかねばならないことが
たくさんあるので、その中で資格取得のために
取れる時間というのは、本当にわずかしかないからです。
資格が無ければ、筆記試験や面接でバツグンの
印象を残すしかありません。
そう割り切って、試験の準備に集中していきましょう。
もし、就職活動を始めるまでもう少し時間があり
就職のために役立つ資格を取りたいというなら
いちばんのオススメは「TOEIC」です。
TOEICは世界150カ国以上でおこなわれており
英語はビジネスシーンで必ず役立ちます。
全く同じ力量の就活生をがいた場合、英語ができる
人とできない人では、間違いなく「できる人」が
採用される時代です。
また、グローバル企業はもちろん、国内企業で
あっても、社内の公用語を「英語」とする
企業も増えています。
それほど、社会では英語ができる人材が「あたりまえ」
となりつつあり、TOEIC 必要不可欠です。
人気のある企業ほど、英語力を重視する傾向があるので
持っていて絶対に損はしない資格です。
ただし TOEICを就職に有利に働かせようとするなら
点数が肝心です。
最低でも550点、これが有利に働く基準の
ひとつとなるでしょう。
これはあくまでも「最低基準」なので、就職活動を
始める前までに、高い点数をとっておくことをオススメします。
就職活動を始める高卒の女子ですが、資格なしでは不利?
高校生が就職活動をする場合、商業系や工業系の
実業系の学校では、折りあるごとに資格取得に
挑戦させているはずです。
しかし、普通科の高校であれば、なかなか資格を
取る機会がなく、何も持たないまま就職活動に
のぞんでいかないといけないという人もいるでしょう。
さきほどと同様、無い資格に焦って慌てても仕方が
無いので、試験や面接で結果を出していくしかありません。
ただ、高卒の場合は、資格を持たない人も多いので
資格が無いからといって、悲観的になる必要は無いと思います。
ただ、高校を卒業する頃には、普通自動車の免許を
取得できるので、最低でもこれだけはとっておきましょう。
特に都市部ではなく、地方で就職する場合は、車の
運転免許がないとできる仕事の幅が狭くなってしまいます。
また、事務力を目指す場合は、高校生向けの
全商簿記(全国商業高等学校協会主催簿記実務検定)の
取得に挑戦すると良いでしょう。
商業高校の学生だけでなく、普通科高校の
学生でも比較的とりやすい資格です。
まとめ
いかがでしたか?
最近では高卒の求人倍率もかなり増えていますが
希望のところに就職しようと思うと
事前の準備が肝心です。
就職活動に入る前から意識して、自分の
「セールスポイント」を作っておきたいですね。
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