少しずつ就職率はアップしていますが、必ずしも
全員が就職できるわけはありません。
全体の5%ほどは就職浪人になっているのです。
でも就職浪人してしまった場合、どのように
過ごせばいいのか悩みますよね。
大学の浪人であれば予備校などがあるけど…
そこで今回は経験者が伝授する有意義な
過ごし方についてご紹介します。
【既卒で公務員試験】長期で就職浪人するのはおすすめしない理由3点
入りたい企業や、なりたい職業にこだわりが
あるという方もいますよね。
就職の倍率が高ければそう簡単には就職できない
ですし、どうしてもその職業にと考えると何年も
就職浪人してしまうことも想定できます。
気持ちはわかります!でも長期で就職浪人する
のはあまりおすすめできないのです。
理由1:採用側からはマイナスイメージとなる
本人からすると決まった職業などにつきたく
強い思いがあって就職浪人を選ぶ人もいるでしょう。
しかし企業側からすると、1年間就職して
いないというのは不信感になります。
つまり就職活動を再度始めた時点で、その年の
新卒に比べるとマイナスなところからの
スタートとなるのです。
必ずとは言い切れませんが、同じようなタイプの
人が2人いて、どちらを選ぼうか悩んだ時は
就職浪人の人の方が選ばれにくいということも考えられます。
理由2:1度落ちた企業には就職しづらいと言われている
この企業で働きたい、でもダメだったから来年
再来年と数年連続で同じ企業に対し
就職活動を行う人もいるでしょう。
しかし、企業としても不採用にしたのには
何らかの理由があるはずです。
先ほどもお伝えしましたが、就職浪人は
スタート時点でマイナスとなってしまっています。
不採用になったのには理由があるという
ことも忘れないようにしましょう。
理由3:モチベーションを保つのが難しい
就職浪人が決まってすぐの時は「次こそは!!」
とかなり強い気持ちを持っているでしょう。
しかし大学浪人のように予備校などに行く
わけではないので、徐々にその気持ちが
薄れてしまうということも考えられます。
また同級生の友人は就職が決まって働き始めて
いる人も多いでしょうから、一緒に頑張ろうと
言いあえる仲間が見つからない場合も。
そうなると翌年の就職活動は1人で頑張
らなくてはいけないのです。
モチベーションを保てるかどうかは
自分次第となります。
就職浪人をしてから、次に就職活動を行うまで
どう過ごすのかはとても大切になってきますね。
【Q&A】就職浪人の期間中は、新卒扱いになりますか?
もし就職浪人をした場合“新卒”扱いになるのでしょうか?
新卒の意味を調べたところ、「その年に新しく
卒業すること。またはその者」と定義づけされていました。
その年に卒業をいうことは、就職浪人している
人は新卒扱いにはならないということなんです。
就職活動をするうえで、新卒のみ採用という企業もあります。
残念ながら就職浪人をしている人は
そういった企業には応募はできません。
その点はしっかり把握しておくことをおすすめします。
【就職浪人の有意義な過ごし方とは?】
無駄な時間を過ごすことが無いよう、どんな風に
過ごしたら良いのか確認しておきましょう。
面接などでこの就職浪人していた1年間はどのように
過ごしてきたのか、面接官も気になるところです。
なんの努力もせず、聞かれたときに答えに困って
しまうなんてことがあれば、また就職浪人
してしまうかもしれません。
就職したい企業や職種があるならまずその
仕事について調べ、資格を取得したり、職種に
ついての勉強を行うようにしましょう。
就職浪人は何度も言いますが、マイナススタートと
思ってください。
新卒の人と同じスタートラインに立つためには
新卒以上の努力をしなくてはいけないのです。
大学などの授業がない分、時間には
少し余裕が出来るでしょう。
沢山の努力を積み重ね、新卒に負けないアピールが
出来るようにしておきましょう。
アルバイトをするのも良いでしょう。
仕事の経験があるということはとても大切なことです。
働きたい業種にアルバイト募集があれば、そういった
ところで働くのもおすすめです。
なかったとしても似たような職種や、就職活動を
するうえで役立ちそうなアルバイトを探すと良いでしょう。
まとめ
就職浪人になってしまうことはやむを得ないことです。
ただし、長期に渡っての就職浪人はおすすめできません。
次の年には就職するという強い気持ちを持って
就職浪人の年を有意義に過ごすようにしましょう。
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