就職試験の流れは、「エントリーシート(ES)
提出→筆記試験→面接→内々定」となっています。
そうです、ここで重要なのは「筆記試験」
これを乗り越えなければ、面接に進むことはできません。
ただ、就職の際の筆記試験は、国語1時間
数学1時間…と大学入試のように科目ごとの
試験があるわけではありません。限られた時間内に
「能力検査」と「性格検査」という2つの適性検査を
うけるようになっているのです。
その時によく使われるのが、「SPI」です。
SPIとはリクルートキャリア社が作成している
試験で、大小合わせて10000社以上の
企業が用いているため、このSPIの対策をせずに
就職試験にのぞむのはあまりに危険です。
ポピュラーな試験でもあるので、対策本も
多く出版されていますが、その中でも
おすすめなものをご紹介したいと思います。
就職試験の参考になるおすすめ問題集は?数学編
SPIの「能力検査」のほうには、国語や数学と
いった、基本的な能力を検査する内容のものが
多くあります。
基本的に、中学・高校で学んだレベルもの
もがほとんどなので、一度は触れている問題が
多いと思います。
ただ、とにかく制限時間が短く、その中で
多種多様な問題を解かないといけないので
効率が重視されます。
特に数学は、図形や食塩水の濃度の計算など、
「昔やったけど、どうやって解くんだったっけ…」
と思い出せないような問題ばかり。
そこで、事前に対策をしておくことが大事なのです。
対策さえしておけば、必ずといっていいほど
解ける問題が多いので、何もしないのはもったいないのです。
数学系の問題が苦手という人にオススメの
対策本は「これが本当のSPI2だ」
(SPIノートの会)です。
この問題集を何度も繰り返しやっておけば
大半の入社試験には対応できます。
また、「SPI2&テストセンター完全対策」
(就活ネットワーク)もわかりやすくて
人気の高い本です。
図形などが苦手なら、こちらを中心に
勉強してもいいと思います。
いずれにしても、SPIはある程度の傾向があるので
しっかりと対策をしておけば、なんの不安もなく
挑むことができると思います。
私は就職試験対策として、2か月前から
SPI対策に取り組みましたが、十分に試験に
間に合い、内定を勝ち取ることができました。
不安であれば、早くから問題に触れておくと
安心できるので、まずは対策本を入手するところ
からはじめるといいですよ。
就職試験でチェックするべきポイントとは?国語、数学の場合
先ほどもお伝えしたように、就職試験はしっかりと
SPI対策ができていれば、問題なく挑むことができます。
SPI攻略本にはいろんな問題が掲載されているので
それを完璧にすることを目標にするといいでしょう。
そのうえで、座学でしっかりと学んでおきたいのは数学です。
数学は、昔習っていても答えを導く方法を
忘れてしまった…ということが多いので
対策をしながら、解き方を「思い出す」ことが
大事になってきます。
大学入試で一度は解いている問題なので
ひとつひとつモノにしていきましょう。
特に数学は対策をしている人としていない人の
差が付きやすい項目でもあります。
ライバルたちに差をつけるためにも、ここは
堅実に数学と向き合う必要があります。
また、国語系の問題も要注意です。とはいえ
同音異義語やことわざ、敬語など、一度頭に
いれておけば解ける問題ばかりなので
焦る必要はありません。
ただ、「言葉」についての問題は膨大に
あふれているので、とにかく暇さえあれば
目にしておくことが大事。
今はSPI対策用のアプリなどがあるので
ちょっとした隙間にスマホを見ながら対策が可能です。
まとめ
いかがでしたか?
就職試験の筆記試験にひるみそうになる人も
多いかもしれませんが、はっきり言って
大学入試よりよほどに対策しやすいです!
何冊も何冊も対策本を解くということより
2~3冊の対策本を完璧にするというように
していったほうがよいでしょう。
その際は違う傾向性の対策本を入手して
おくことをオススメします。
コメントを書く